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意識調査 Fromプラネット

2018.06.08
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暮らし

Vol.87 腕時計に関する意識調査

いい腕時計の男性を見ると「仕事ができそう」と思う女性が2割
~デートのとき腕時計をしていく男性はなぜか50代に最も多い~

 国内1,200社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝)は、消費財にまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第87号として、腕時計に関する意識調査の結果をご紹介します。
バックナンバー https://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html

時間はスマホや携帯で…30代の3割が「腕時計は持っていない」

 6月10日は時の記念日。これにちなんで、今回は腕時計をテーマにアンケートを行い、持っている腕時計の本数やすてきな腕時計をした異性の印象などについてまとめました。
 始めに、どんなときに腕時計をつけるかを聞きました。最も多かったのは「外出するときはいつでも」43.7%。次いで、「仕事のとき」23.7%、「ショッピングやレジャーへ行くときなど」22.6%、「冠婚葬祭や会合などのとき」20.8%という順でした。男女差に注目すると、“つけない”“持っていない”以外の全項目で、男性のほうが女性より高くなりました。最も差が大きかったのが「外出するときはいつでも」(15.8ポイント差)で、男性では49.7%と約半数が回答。一方で、「腕時計は持っているが、つけない」「腕時計は持っていない」では、女性が男性を上回りました。男性のほうが腕時計をつけるシーンが多いことがわかります。

デートで腕時計をする男性が最も多い年代は、意外にも…?

 性年代別では、「仕事のとき」を除く項目で、年代が高いほど数値が高く、若年層ほど低くなる傾向が見られました。一方で、「腕時計は持っていない」は若年層ほど高く、男性の30代で28.5%、女性の30代で33.3%と、男女ともに30代では約3割。腕時計をつけない人にその理由を聞くと、「スマートフォンや携帯を見れば時間がわかるから」が69.2%で、圧倒的1位でした(表2)。スマホや携帯電話が定着し、時計を必要としない層が広がっていると考えられます。
 性年代別で気になるのが、「恋人に会うとき(デートなど)」の項目です。女性では20代で11.8%と最も高く、30代以降は右肩下がりに低下。年代とともにデートの機会が減るためと考えられますが、男性の場合、30代の11.5%から40代で7.4%に低下した数値が、50代で再び11.7%に上昇しています。“デートって誰と?”“時間を気にする相手?”など、あれこれ想像してしまう結果でした。


表1
表2

なぜ腕時計をつけるのか…男性は「好きだから」が多い

 次に、腕時計をつけるという人に、その理由を聞きました。すると、「時間を知りたいときにすぐ見られるから/見やすいから」が65.4%で1位。続く2位は「腕時計が好きだから」33.6%でした。スマホや携帯で時間を確認できる時代にあっても、瞬間的に時間を見られる点で腕時計が勝っているようです。と同時に、単純に腕時計そのものが「好きだから」という人も少なくないことがわかりました。この「腕時計が好きだから」は、男女別に見ると男性のほうが高く、その差は5.2ポイントありました。男女差がさらに大きかったのが「メカニックなものが好きだから」で、男性が女性を9.1ポイントも上回りました。始めの調査の結果(表1)、男性のほうがより腕時計をつけるシーンが多いことがわかりましたが、利便性や実用性とは関係なく、単純に「好きだから」という理由で腕時計をつけている男性も多いと考えられます。
 一方、女性が男性より高かったのは「アクセサリー(宝飾品)の一部だから」(5.3ポイント差)、「ファッション(衣装コーディネート)の一部だから」(4.1ポイント差)の順。男性と女性とでは腕時計に対する認識が違うことがうかがえます。


表3

会社役員・経営者の1割が「100万〜300万円」の腕時計を所有

 腕時計と言えば高級品というイメージを持つ人も多いと思います。そこで、気になる値段についても聞いてみました。
 持っている腕時計のうちいちばん高価なものの価格を尋ねると、最も多かったのは「1万〜3万円未満」25.8%。次いで「10万〜50万円未満」19.8%、「1万円未満」18.2%の順でした。男女別では、「1万円未満」「1万〜3万円未満」という、より低価格帯の項目では女性のほうが、「3万円」以上のより高価格帯の項目では男性のほうが、数値が高くなる傾向が見られました。
 さらに性年代別に見ると、男性の30代では「1万〜3万円未満」を抑え、「10万〜50万円未満」が最も高く、26.9%。腕時計を持っている30代男性の4人に1人を超えていました。始めの調査の結果(表1)で30代は腕時計を「持っていない」人が最も多かったことを思うと意外ではありますが、腕時計を持っている30代男性の場合は、腕時計が好きでこだわりも強く、高価なものでも手を出してしまうのかもしれません。
 職業別では、やはり「会社役員・経営者」で高価格帯の数値が高く、「10万〜50万円未満」が34.9%と飛び抜けていました。「50万〜100万円未満」「100万〜300万円未満」も、ともに10.4%と1割。他の職業ではほとんど0%台だった「300万円以上」という人が3.5%いるのはさすがと言えそうです。


表4

30代男性の腕時計、3人に1人は海外の本格高級ブランド

 腕時計を持っている人に、メーカーやブランド別に本数を尋ねると、結果は表5のとおり。1本以上持っている人の割合が最も高かったのは「日本メーカー【本格時計ブランド】」の60.8%。次いで、「日本メーカー【カジュアル】」の39.5%、「ラグジュアリー 海外メーカー【本格時計ブランド】」27.6%という順になりました。
 さらに、「ラグジュアリー 海外メーカー」について属性別に比べると、性年代による傾向の違いが見られました。まず男女別では、【本格時計ブランド】は、女性22.0%に対し男性30.6%。男性のほうが8.6ポイント上回っていました。一方、【時計専門メーカーでない】ものでは、男性11.9%に対して女性は24.5%と、12.6ポイントも高くなっていました。同じ海外の高級ブランドでも、男性は“本格時計”にこだわり、女性はどちらかと言うとファッション・宝飾ブランドの高級時計を好んでいるようです。腕時計をつける理由を聞いた調査の結果(表3)でも、男性は「腕時計が好きだから」「メカニックなものが好きだから」が女性より高く、女性は「ファッションの一部だから」「アクセサリーの一部だから」が男性を上回っていましたが、時計に対する意識の違いがここでもはっきりと表れていました。
 性年代別に見ていくと、【本格時計ブランド】では男性の30代が最も高く、36.7%。3人に1人を超えていました。30代男性が腕時計にお金をかけていることがわかった前の調査の結果(表4)とも一致していると言えます。男性の30代は、自分の稼いだお金を最も自由に、自分の好きなことに使える年代なのかもしれません。
 職業別では、【本格時計ブランド】【時計専門メーカーでない】のいずれについても、最も高かったのは「会社役員・経営者」。特に【本格時計ブランド】は58.3%と、6割近くに上りました。やはり腕時計はステータスを象徴するアイテムと言ってよさそうです。「会社役員・経営者」に次いで高かったのは、【本格時計ブランド】では「自営業」の33.2%、【時計専門メーカーでない】ものでは「自由業」の23.4%でした。


表5

“女性が男性の腕時計を見て思うこと”2位は、ビジネスマン必見!?

 すてきな腕時計をしている異性を見たときの印象を聞いてみました。男女ともに、1位は「おしゃれ」でした。
 差が出たのは2位と3位の項目です。女性の2位には「仕事ができそう」がランクイン。男性では6位圏外でしたが、女性では19.8%と約2割が回答していました。男性はセンスのいい腕時計をすることで、女性に“仕事ができる”という印象を与えられるかもしれません。いい腕時計はイメージアップにもつながってくれそうです。
 一方、男性の3位には「うらやましい」が入りましたが、こちらは女性で6位圏外の項目。“腕時計熱”のある男性は、すてきな腕時計をしている女性を見ても「うらやましい」という思いがわいてしまうようです。


表6

“40年前の時計が健在”“金欠で、毎月質草に”…腕時計の思い出・エピソード

【いまだ現役!】
● 40年前に伯父からもらったラドーは今も健在。古めかしくて重いが重宝しています。(男性・70代以上)
● 中学入学時に買ってもらったスヌーピーの腕時計。今年で44年、主人や子どもよりも長く一緒に生きてきました。ジェットコースターから落としても無事だった強運のスヌーピーです!!(女性・40代)
● 中学入学のときに父からプレゼントされた腕時計。ベルトを替えて55年くらい使っている。(女性・70代以上)
【プレゼント・形見の腕時計】
● 彼女からプレゼントされた時計をしていくと必ず商談がうまくいきます。(男性・40代)
● 父にプレゼントした高額の時計が形見分けとして手元に戻ってきた。見るたびに父を思い出す。(男性・60代)
● 亡き主人の好きだったセイコードルチェ。少し重たいのですが闘病で体が弱っていても片時も放さず、外出時につけ忘れたら必ず家に戻ってはめるほどでした。今は私の腕にいつも一緒にいます。(女性・70代以上)
【信用が違います】
● 店で飲んでいて、お勘定が足りなくなってしまった。「明日払いにくるから」と言って腕時計を差し出したら、店側はOKをしてくれた。もちろん、翌日払いましたよ。(男性・60代)
● 給料日前になると、金欠で、私の腕時計は毎月のように質屋に行きます。(男性・50代)
【なくした時計、置き忘れた時計】
● 酔っぱらったせいでオメガの高価な時計をなくし、警察に届けたが出てこなかった。何年か後、結婚した娘の家に運ぶためピアノを動かしたところ、壁との隙間に落ちていた。(男性・70代以上)
● ウチのダンナは、座ると腕時計を外してテーブルに置くクセがあり、勤務先や外出先、車の中など、置き忘れて取りに戻った回数はたぶん世界一。ギネス認定してほしいくらいです。(女性・50代)
【時代は変わっても…】
● 資格試験のときに残り時間を知るのに重宝した。携帯電話は持ち込み禁止なので。(男性・60代)
● 自動巻き、手巻きの腕時計に始まり、デジタル、クォーツに移り、その後ソーラー電波を愛用し、今はまた自動巻き(手巻き)の腕時計を愛用している。やはり、機械式時計が最高。(男性・60代)
【腕時計の不思議】
● 12年前に父が他界した際、止まっていた母の時計が一時的に動いた。この時計は、その20年ほど前に父が出張先のスイスで、母へのおみやげに買ってきたオメガの時計だった。(女性・50代)
● 母の遺品のアナログ時計を移動中に紛失しましたが、命日に警察へ訪れると届いていたのです。(女性・60代)

 腕時計にまつわる思い出やエピソードを教えてもらいました。数多く寄せられたのは、子どもの頃に買ってもらった腕時計を今も使っているという回答。40年、50年という腕時計の寿命の長さがわかります。進学や就職、結婚、還暦などの節目に腕時計をもらったという人、また故人の形見として大切にしているという声も多数。同じ時を過ごした相棒として、持ち主の魂が宿るように感じるのかもしれません。スマホや携帯の普及で時間の確認方法は変わっても、腕時計の存在感には変わりがないようです。


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