全品目で「ドラッグストア」が購入場所の第1位
日用品・化粧品の主な購入場所を3つまで回答してもらった結果、全品目でトップとなったのは「ドラッグストア」でした(メイク用品のみ「この商品は購入しない」が1位)。全体では、化粧品類(洗顔フォーム、メイク落とし、基礎化粧品、メイク用
品)以外の全品目で「スーパー」が2位となっています(図表1)。
女性では、洗剤類は「ドラッグストア」、化粧品類は「ドラッグストア」「ネットショップ」が全体に比べて高い傾向がみられました。
購入に際して重視していること(女性全体)は、せっけん類、食器用洗剤、トイレットペーパー、ティッシュペーパーは「価格が安い」がトップでした。一方、化粧品類やヘアケア製品、口腔ケア用品など肌に直接つけたり口に含んだりする項目では「効果」が首位となっています。
2位は、せっけん類と食器用洗剤は「効果」、化粧品類とヘアケア製品は「品質、原材料」、トイレットペーパーとティッシュペーパーは「テクスチャー、手触り、肌触り」でした。

「値上がりを実感」が大幅に増加 メリハリ消費などで対応
あらゆる物が値上がりするなか、日用品・化粧品の価格変化はどのように捉えられているのでしょうか。最近1年間での価格変化については、「とても値上がりしている」41.1%、「少し値上がりしている」44.3%と、85.4%の人が値上がりを実感していました(図表2)。前回調査(2022年)では、「とても」6.2%、「少し」39.3%で両者の合計が45. 5%であったことから、3年間で値上がりを実感している人が実に約40ポイント増加しています。自由回答では「洗顔料はこだわりはないので、とにかく安いものを買っている。その代わり、基礎化粧品や化粧品・シャンプーは多少高くても品質の良いものを使っている。Amazonの定期おトク便やポイントサイトでコツコツ貯めたポイントを活用して、なるべく安く買えるように工夫している」(男性・20代)、「1回の使用量を少しずつ減らして長持ちさせ、買う回数を減らしている」(男性・60代)という声が上がり、メリハリ消費や使用量の調節など、様々な対応をしている姿がうかがえました。

詳しい調査結果は、FromプラネットVol.229「日用品・化粧品の購入」をご覧ください
株式会社ネオマーケティングにて「日用品・化粧品の購入」に関する意識調査を実施。
期間:2024年12月27日~2025年1月6日、インターネットで4,000人が回答。
バックナンバーより時節に合ったトピックをご紹介しています。