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消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする『Fromプラネット』。
今号では、値上げに関する意識調査の結果を一部ご紹介します。

防災対策

防災用品・生活必需品を「備蓄している」は46%

9月1日は「防災の日」約6割の日本人が「知らない」

 1923年9月1日に発生した関東大震災から今年で100年。国民が災害への認識を深め、備えを充実強化することで災害の未然防止と被害の軽減に資するようにと、9月1日は「防災の日」に定められています。防災の日が何月何日か知っているかを聞いたところ、「知っている」人は40.5 %、「知らない」人は59.5%でした。若い世代ほど「知っている」人は少なく、20代では25.0%にとどまりました。8月30日から9月5日までは「防災週間」とされています。この機会に各家庭や会社の防災対策を見直してみてはいかがでしょうか。

備蓄していない人の最大の理由は「必要だと思うが準備できていない」

 「あなたのご自宅では防災対策として、防災用品や生活必需品を備蓄していますか」と聞いたところ、「備蓄している」と回答した人は全体の46.3%でした(図表1)。「これまで災害の影響で自宅から避難したことがある」人の場合は「備蓄している」が62.2%となり、全体平均より高い割合でした。「備蓄していない」人の理由で最も多かったのは「必要だとは思っているが、まだ準備できていないだけ」(39. 5%)という回答です。「備蓄をやめた」人の理由は、「賞味期限や使用期限などの確認や買い直しが大変だから」(56. 0%)がトップでした。最近では「ローリングストック」という言葉がよく聞かれます。普段から食品を少し多めに買い置きし、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つ方法です。

「テレビ」以外は世代ごとに異なる災害情報の入手先

 災害情報を何から入手するかを聞いたところ(図表2)、最も割合が高かったのは「テレビ」(35.2%)、2位は「LINE(個人とのメッセージや通話)」(9. 5%)です。「テレビ」はどの年代でも1位ですが、若くなるにつれ割合が下がり、「20代」16.0%と、「30代」26.9%を比べても10ポイント以上の差があります。「20代」では、「Twitter」(15.0%)も「テレビ」と同じくらいになっています。「電話で人と話す」割合が最も高かったのは「30代」、「気象庁など官公庁のウェブサイト」は「50代」、「スマホの防災アプリ」は「60代」、「ラジオ」「自治体が提供する情報」は「70代以上」と、テレビを中心にしつつも、何から情報を得るかは世代による違いが大きいようです。


詳しくは、詳しくはFromプラネットVol.202「防犯対策に関する意識調査」をご覧ください


調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、
株式会社ネオマーケティングにて「防災対策」に関する意識調査を実施。
期間:2022年6月27日~ 30日、インターネットで4,000人が回答。
バックナンバーより時節に合ったトピックをご紹介しています。