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納品予定案内
卸売業の納品情報を早いタイミングで入手することができれば、小売業にとっては、納品受入や店頭検品などの作業手配がスムーズに行える。このため一部の小売業から、要望のある情報である。
このため、小売業では自社の発注データを納品予定情報として活用したりしている。ただし、仕入データ※1の受信は場合によっては商品の納品より遅れることもあるため全て活用できるわけではない。
※1仕入データ(第2章では納品確定データ,納品データ,品切連絡データなどで構成される)
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商品配送
発注された商品は、卸売業の倉庫から小売業の店舗に配送される。また、場合によっては、メーカーから小売業の店舗に直接配送される(直送)。
配送は、物流業者に委託される場合もあれば、卸売業の自社便で行うこともある。物流業者は商品とともに納品伝票,物品受領書を持参し、納品伝票を小売業担当者に渡す。物品受領書は検品後、受領印を受けて物流業者が持ち帰る。その際には単品の検品までは、なされないことが多い。逆に自社便の場合は通常すべての単品につき検品が行なわれる。
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入荷報告
小売業へ商品が着荷した時点で入荷検収が行われる。ここで、誤納品,配送途中での破損などをチェックする。この結果訂正があった場合には、物品受領書に反映され配送車経由で卸売業に連絡されている。物流業者便の場合、この物品受領書が卸売業に届くまでにはある程度の日数がかかる場合もあるため、請求締め間近に訂正が発生すると、これが請求書に正しく反映されない場合もあり請求時の調整が必要となる。
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小売業のTC/DC利用
TC/DCを利用するいわゆるセンター納品では、現在様々なパターンによるオンライン取引が実施されているが、その内容の独自性の検証が相互比較されておらず、標準化方向も実態としてはまだ不透明である。また小売業と卸売業が協力し合って設計するTC/DCも増加していることからも何らかの運用指針が必要とされていると考えられる。データ交換形態そのものは上記(1)~(3)のバリエーションである。
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