2.リテールサポート

リテールサポートは現状、様々なスタイルでサービスされている。整理すると次のようになる。
  • 直接サポート(ゴンドラ単位の管理,棚札貼付サービス,オーダリング端末のシステム化など)
  • 間接サポート(オーダーブックの配布,棚割分析,店舗コンサルテーション,フィールドカウン セリング,棚札作成など)
  • 販売型サポート(POSシステム販売,オーダリング端末販売,納品データ販売など)
  • 相互型サポート(VANによる共同受発注システム提供,FAX-OCR受発注,高速デジタル   回線によるEOSサービスなど)
  • 卸共同型サポート(異業種共同物流システム,同業種共同物流システムなど)

リテールサポートの中でEDIを前提としたときに、それを分類しなおしていくと大きく次の2つが該当すると考えた。
(1) 棚割サポート
小売業の担当者と卸売業のセールスや棚割担当者などが共同で棚割作業を行うことが一般的であるが、その際の工数削減が望まれている。
プラノグラム(棚割表)の作表も、よりビジュアルに商品イメージを活用するシステムへ移行しつつあり、そのイメージを記録する工数や施設・設備についても大きな課題となってきている。
(2) データベースサービス
小売業のPOS情報の活用も進んで来てはいるが、その小売業以外の情報もあわせて見ることで、より活用度を向上させることができると考えられる。