4.オープンシステムでの活用方法

オープンシステムに対応している機種でデータ交換する場合について説明します。


(1)バッチ転送(FTP等による通信形態)の場合

   バッチ転送を行う場合には、それぞれが持つ手順(FTPなど)を活用することになりますが、UNIXやパソコン上で動作するJ手順等もありますので、その際はそれらの規定に基づいて運用して下さい。
   パソコンを使う場合には、その機種で使える手順を活用することも可能ですが、信頼性やセキュリティ等の点でビジネスユースに十分耐えられるかの検証が必要です。
   当概要書には多くの項目が説明されていますが、規定どおりの項目を全て伝送する必要はなく、カンマなどのデリミッターで区切った形で編集すれば、項目を省略して伝送する方法もありますので相互に確認し、合理的な通信を行うことをお勧めします。
   機種やOS(オペレーティングシステム)にもよりますが、さまざまな圧縮/解凍ツールがありますのでそれもあわせて活用することをお勧めします。

図1-4 FTPなどによるバッチ転送形態の例