(2)可変長/固定長でのフォーマットの構成方法の違い


この概要書は可変長及び固定長について両方の定義をしていますが、それぞれのメッセージフォーマットの送り方が異なりますので、その違いについて説明します。

図1-1 固定長運用と可変長運用との違い

(3)データベース更新のヒント

 データの授受を簡易化するため、以下のような手順を考慮しました。グループ化された同様なメッセージフォーマットの往復のやりとり(発注→納品→納品確定のようなやりとり)においては発注数が欠品数分引かれ、納品となり、また納品時に受領訂正され納品確定数と変遷しますが、これをDB上で管理する方法として2通りあります。1つは、破壊更新的に1項目を更新し、欠品や受領訂正された分を別の項目として管理する方式です。もう1つは、データの変遷に対して1つずつ項目をもち全記録を保存する方法です。後者の方法につき説明します。

図1-2 発注~納品確定の例


図1-3 請求~支払の例


(4)可変長/固定長データ項目対応表

可変長から固定長でデータ項目名や表現方法が異なる場合がありますので、その違いについて説明します。 尚、POSデータについては全て一致しています。
固定長データ