1.受発注関連データのフォーマット

受発注のデータ交換に使用されるフォーマットを下図の例にしたがって説明します。 受発注では一般的にEOSと呼ばれている、小売業から卸売業への発注を行う(1)『発注データ』と、受けたデータの確認を行うための(2)『受注確認データ』と、品切連絡を含む(4)『納品データ』品切が発生した事を知らせる(3)『品切連絡データ』と、 小売業で入荷・検収された(5)『納品確定データ』,(6)『納品確定データ(伝票合計)』、そして発注をうながす(7)『発注提案データ』と、その確認の(8)『発注提案確認データ』があります。また『発注データ』はすでに送信済みであっても、その訂正ができる機能が含まれていますので合わせて解説します。

図2ー1 受発注のデータ交換例 (概要編:図2-7 受発注パターン1を変形しています)

※この「品切連絡データ」は受注時点ですぐに在庫引当を行った結果を送信するためのものです。