3.請求・支払関連データのフォーマット

請求・支払のデータ交換に使用されるフォーマットを下図の例にしたがって説明します。卸売業から請求内容を通知する場合には(1)『請求データ』が用いられますが小売業から支払内容を通知する場合には(2)『支払明細データ』をもとにしてデータ交換がなされます。なおグループ化に際しては、鑑(カガミ)部と明細部と伝票合計部(合計部と略しています)に分け、明細部は受発注データを共通化しています。そのほかに(3)『違算通知データ』と(4)『債権債務確認データ』があります。(5)『ファームバンキングデータ』に関しては定義していません。

図2-3 請求・支払関連データ交換例 (概要編:図2-14 決済パターン2および図2-15 決済パターン3を合成しています。)