3.データ取扱区分の定義

この区分はデータ種を見極めた上で、そのデータをどのように処理すべきかを定めています。 その説明を次の表にまとめました。

表1-3 データ取扱区分一覧
項番
データ種
区分
摘        要
1
新規データ
01
初めてそのデータを送る場合の区分です。既に処理が締め切られていて、新規に次のデータを送るときにもこの区分で送られます。
2
追加データ
02
未処理とされる送信済みのデータに対し、今までとは別のレコードを追加したいときに使われる区分で す。
3
訂正データ
03
ある項目をキーとして、すでに送ってあるデータの中で、同じキーを持つレコードの内容を、異なる情報に置き換える処理を指示する区分です。
4
取消データ
04
ある項目をキーとして、すでに送ってあるデータの中で、同じキーを持つレコードを無効なものとして取り消す処理を指示する区分です。
5
予定データ
05
そのデータが何らかの理由で保留状態のものとして認識する必要があり、決済などができる状態でない場合を示す区分です。
6
確定データ
06
すでに送ってあるデータが、何らかの理由で変更要素を含んで保留となっていた場合に、それを確定する処理を指示する区分です。
7
問合データ
07
ある項目をキーとしてマスター情報などを検索して、返してほしい場合に使う区分です。この区分で来たデータに対しては『回答データ』の区分がついた情報を返さなければなりません。
8
回答データ
08
『問合データ』の区分がついたデータを受信した後に、その指定されたキー項目などを元に処理した答えを返すのがこのデータ区分です。
9
提案データ
09
小売業・卸売業間に特有の提案活動にマッチしたデータ種区分として使います。提案データは『新規デー タ』として取り扱います。またその後の追加や訂正などは『追加データ』、『訂正データ』などで区分します。