第1章 共通定義

ヘッダーのレコードレイアウト

ここではデータの最初に送るレコードである、「共通ヘッダー」の解説をします。共通ヘッダーはこれから送る明細がどのような種類のデータ(データ種といいます)でどのような取扱い(コンピュータ上の処理)を行うのかといった内容を表しています。このレコードによりデータ送信全体の定義をしますので、大変重要です。そのヘッダーレコードを全データ種について共通化する事で、その処理取扱いも一環して行えます。


凡例

NUM 数字項目(ニューメリック)を表わしています。桁数欄に“2”とあれば2桁の整数というこ とになります。また桁数欄に“7.2”とあれば整数部7桁、小数部2桁の実数となります。
CHAR 文字項目(キャラクター)を表わします癈チにことわりのない限りアルファベットとニューメ リックと半角(1バイト)のカナ文字を入れることができます。
KCHAR 漢字文字を表わします。2バイト系の文字を入れることができますが、1バイト系との混 在ができないシステムもありますので、相互に確認を取って使用して下さい。 また漢字コードの違いによってデータが正しく送れない場合もありますので相互に確認 して下さい。