3-2 輸送の効率化の検討

 基本モデルにおいては、各出荷倉庫からばらばらに中間物流拠点に輸送をおこなうため、拠点が増えるにつれて輸送の効率が低下していったが、ある生産地からある中間物流拠点への輸送を集約しておこなえば、さらに効率があがるということが考えられる。そこで、生産地内の出荷を「輸送基地」に集め(マルチピック)、輸送方面別に荷を積替えて、消費地に輸送するモデルを考える。

(「輸送効率化モデル」と呼ぶ。)

図表1-29 出荷倉庫~輸送基地~中間物流拠点~店舗の物流フロー