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共通棚割情報(PTS)のご紹介

共通棚割情報 誕生の経緯

小売店が店頭で商品陳列を行うために、コンピュータ上で棚割のシミュレーション作業を行うソフトウエアをプラノグラムソフト(棚割ソフト)と呼びます。
以前は、ある棚割ソフトでのシミュレーション結果は、他の棚割ソフトウエアでは再現できませんでした。そのため、異なる棚割ソフトでも棚割モデルが再現できるようにと、標準情報の要件定義を行い、1999年に棚割システム間の配置情報交換フォーマット「PTS* Ver.1.0」が制定されました。

さらに2005年には「PTS Ver.2.0」、2013年には「PTS Ver.3.0」へとバージョンアップされています。
*PTS:Planogram Transfer Specifications の略。

共通棚割情報(PTS)とは

棚割ソフト間のデータ連携を可能にした共通のフォーマットを 「共通棚割情報(PTS)」 と呼びます。
PTSで書き出されたデータは各棚割ソフトで取り込むことができます。
PTSにはVer1.0、Ver2.0、Ver3.0の3種類があり、Ver1.0では商品陳列に関わる商品の配置場所やフェース数などの「配置情報」のデータを交換できます。
Ver2.0では「配置情報」に加え、「台情報」(商品陳列に関わる多段台、リーチイン、平台等のゴンドラのサイズ情報)や 「棚情報」(商品が陳列されている棚のサイズ情報)のデータ交換も可能になっています。
Ver3.0では、棚に陳列された商品アイテム背後へのサイズ違い等の別アイテム保管、色や味の異なるアイテムの積み上げ陳列に対応しました。