災害対策アンケート

 プラネットは新たな試みとして、消費財流通業界としての事業継続への取組状況を調査する「災害対策アンケート」を
 2009年7月から開始いたしました。 第1回アンケートの集計結果

 2010年7月に実施した第2回アンケートの集計結果概要を以下、ご紹介いたします。
 詳細につきましては、消費財メーカー・卸売業における災害対策アンケート 第2回調査結果報告書 (452KB) をご参照下さい。

第2回アンケート(2010) 集計結果の概要

1.事業継続計画の策定状況について

・17.8%が「策定済」、16.2%が「策定中」と、事業継続計画を
「策定済」または「策定中」のメーカー・卸売業が全体の3割を上回っている。
6.5%の「策定予定あり」、40.5%の「検討中」を含めると、8割以上が
BCP策定の必要性がある、という問題意識を持っている。


・卸売業よりも、メーカーの事業継続計画策定が若干進展している。


・規模(売上高)が大きい企業ほど事業継続計画策定が進展している。



 
BCP策定状況

2.事業継続計画の対象リスクについて

・事業継続計画の対象となるリスクは「大規模震災」が73.3%と最も高く、次いで「システム障害」の71.3%、「火災」の52.0%、「台風・豪雨などの自然災害」の 51.3%、「新型インフルエンザなどの感染症」42.7%、その他4.0%の順である。


・前回はシステム障害が対象リスクの首位で大規模災害が2位だったが、今回は大規模災害が首位でシステム障害が2位となった。

BCP対象リスク

3.事業継続計画の対象システムについて

・回答社全体で見ると、事業継続計画が対象とするシステムは「受発注」が88.7%と最多で、続いて物流、請求・支払、在庫管理、情報系、生産管理の順だった。


・前回からの増加率が最も高かったのは「物流」、その次が「受発注」で、ともに二桁の増加であった。


・「生産管理」はメーカーだけで見ると、過半数の企業が対象としている。

BCP対象システム

4.既に実施しているシステム対策について

・大規模災害等を想定し、既に何らかのシステム対策を実施しているメーカー・卸売業は回答社中の6割弱。


・「バックアップデータを別拠点で保管」が3割強と最も多く、次いで「システム設置場所の中でシステムを二重化」、
「バックアップシステムを別拠点に設置」となっている。

5.事業継続計画に基づく訓練の実施状況について

 事業継続計画を策定したメーカー・卸売業のうち、実際に訓練を行ったことがある企業が5割強、訓練を行ったことが
ない企業は4割弱である。

6.事業継続計画の今後の課題について

・45.9%が「計画策定・見直しと訓練が必要」、10.3%が「訓練が必要」、33.0%が「計画策定・見直しが必要」と回答。
「十分であり、これ以上の取り組みは不要」と回答したのはわずか4.9%にとどまった。


・事業継続計画において見直しや訓練による改善が必要と考えているメーカー・卸売業は約9割に達する。


・メーカー・卸売業の過半数が、訓練は必要と考えている。

BCP今後の課題

7.大規模災害発生時のEDI利用について

・大規模災害発生時において「EDI使用が前提」としているメーカー・卸売業は3割強である。


・企業規模が大きくなるほど「EDI使用が前提」としており、1,000億円以上の売上高があるメーカー・卸売業では半数近くにまで達する。

8.プラネットEDIバックアップシステム接続確認訓練への参加意向について

「参加を予定」が2割半ばと、「参加予定なし」の約5割のおよそ半数にとどまったが、昨年調査結果と比べると、「参加を予定」と回答したメーカー・卸売業の全社数は31社増えた47社となり、全体に占める比率も1.8倍以上増えている。

  ※プラネットEDIバックアップシステム接続確認訓練

 2006年より大規模災害時を想定した障害対応訓練として、ユーザー企業への一斉同報連絡網の作動確認を行ってきたプラネットが2008年より防災の日(9月1日)の前後に実施しているユーザー企業も参画する業界規模の災害対応訓練。
首都圏での大規模災害発生を想定して、近畿圏に設置したEDIバックアップシステムへユーザー企業がEDIの接続確認を行う。EDIバックアップシステムへ切り替え接続を行うことにより、大規模災害においてもEDIを続行することが可能となる。

9.事業継続計画に関する課題について

・ネットワークが寸断されるほどの大規模災害に対する考え方、対策のレベルと範囲、費用対効果の考え方等々について課題が挙げられており、災害対策の難しさがうかがわれる。

10.事業継続計画の取り組み状況の進展について

・この1年で事業継続計画の取組状況に進展がなかった企業が8割弱、進展のあった企業が2割強となった。

11.大規模震災が発生する可能性について

・「5〜10年以内」が27.0%と最も高く、次いで「10〜20年以内」(26.5%)、「起こりそうにない」(15.1%)の順。


・「今後10年以内に大規模震災が起こる可能性が高い」と考えているご回答社が50.7%に達した。

大規模震災発生の可能性

アンケートの概要

・ 調 査 名 称 : 第2回災害対策アンケート
・ 調 査 方 法 : アンケート協力依頼文書と設問一覧を郵送またはメールにて送付、回答を専用Web画面にて集計
・ 調 査 期 間 : 2010年7月1日(木)〜15日(木)
・ 調 査 対 象 : 株式会社プラネットEDIサービス利用企業(メーカーおよび卸売業)626社
・ 回 答 社 数 : 185社(メーカー108社、卸売業77社)

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